プログラム
一般講演
10月8日(日)
第1室(301+302) | 第2室(308) |
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8:30- | 受付 @建築会館ホール前 |
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9:00-10:20 | A-1 Design方法 | A-2 Design実践 | |
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●座長:大泉 和也(設計工学会) ●ディスカッサント:鈴木 杏奈(機械学会) |
●座長:木下 裕介(精密工学会) ●ディスカッサント:伊丹 弘美(建築学会) | ||
感性設計プロセスにおけるユーザニーズと設計変数の関連強度指標の提案 | 眼科領域における僻地医療とデジタルファブリケーション - Smart Eye Cameraを例として - | ||
○中村 陽、井上 全人 | ○横岩 良太、中山 慎太郎、清水 映輔 | ||
ビデオエスノグラフィーによる吸入薬デバイス選択のための代用指標の開発 | 設計教育におけるデザイン評価の可視化・マッピング手法の導入と有用性 | ||
○畔柳 加奈子、金子 美子、瀬戸 友利恵、三上靖夫、梅本 明、西郊 靖子 | ○太田 裕通 | ||
デジタルツインをもとに建築の可能性を探究する設計空間プラットフォームの構築 | 発注者体験を課題に含む空間設計教育例-ワクチン集団接種会場設営計画 | ||
○高田 奈緒子、酒谷 粋将 | ○柳父 行二 | ||
建築デザインの多義性を構成する対話のプロセスにおける言い換えの戦略 | オープンデータPLATEAUとゲームエンジンUnityを用いた都市情報ビジュアライゼーションシステムのデザイン | ||
○風間 楓、酒谷 粋将 | ○川合 康央 | ||
10:30-12:10 | B-1 Design方法 | B-2 Design理論 | |
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●座長:長井 超慧(精密工学会) ●ディスカッサント:太田 裕通(建築学会) |
●座長:加藤 健郎(デザイン学会) ●ディスカッサント:村上 存(設計工学会) | ||
CTボリューム上の特徴線描画による直観的表現 | 環境意識を高めるための体験型・対話型イベント設計 : 関係的経験価値の視点から | ||
○楠原 健太、長井 超慧 | ○長谷川 諒、鈴木 杏奈、山口 純、高澤 由美、本江 正茂、伊藤 高敏 | ||
建築設計におけるデザイン目標の設定方法 ―デザイン思考による設計デザインの目標 | 自由エネルギー原理に基づく設計プロセスのモデルの構築に向けて:C・S・パースの探究の理論を媒介とした検討 | ||
○伊丹 弘美、和田 浩一 | ○山口 純、柳澤 秀吉、鈴木 杏奈 | ||
特許分類子と概念距離に着目した形態分析法に基づく発想支援に関する研究 | 多主体による対話のプロセスにおける飛躍を伴うデザインの提示とそこから広がるデザイン思考 | ||
○黒石 憩、野間口 大、藤田 喜久雄 | ○荒川 百花、酒谷 粋将 | ||
設計意図を反映した評価指標に基づくロバスト設計手法の提案 ―フロントサイドメンバの構造設計への適用― | 多次元ベクトル表現に基づく設計概念の新規性評価手法 | ||
○宮澤 健太郎、安藤 聖和、中川 裕介、井上 全人 | ○古屋 かほる、増村 陸、筒井 優介、下村 芳樹 | ||
言葉によるエンジニアリング ー言葉のトレードオフ関係を得る方法と分析ー | ものづくりのスキーマ転換期におけるデザイン | ||
○原田 創之介、荒川 雅生、山本 真椰、勝又 暢久、竹内 謙善、平見 尚隆、中尾 彰吾、藤原 雅彦 | ○小野里 雅彦 | ||
12:10-13:30 | 昼休み |
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13:30-14:50 | C-1 Design実践 | C-2 Design知識 | |
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●座長:井上 全人(機械学会) ●ディスカッサント:末包 伸吾(建築学会) |
●座長:柳澤 秀吉(設計工学会) ●ディスカッサント:梅田 靖(精密工学会) | ||
インタラクティブアートを用いた朗読改善の試み | 変わり続ける社会-空間系の記述方法の探索 ―タイ北部・ユースック村を事例として― | ||
○高野 佐代子、土田 義郎 | ○北 雄介、伊藤 洋志、福田 真澄、早川 貴光、櫻井 康平 | ||
Well-beingな住まい・地域づくりに向けたデザイン実践 -大牟田市の市営住宅でのリロケーションダメージを予防・軽減するための実践- | ナラティブに着目した能動的体験デザインのための違和感に関する研究 | ||
○林 瑞恵、西川 嘉樹、正木 哲、藤原 ひとみ、佐土原 洋平、梅本 政隆、松浦 克太、木村 篤信、中莖 優子、山内 泰、原口 悠 | ○百瀬 萌、太田 裕通 | ||
都市および近郊の遊休草地で、人にもヒツジにも環境にも優しい空間をデザインする | 建築系学生の空間スケール感 ―図面のトレースによる空間スケール感の教育効果 | ||
○森元 真理、三井 裕樹 | ○和田 浩一、林亮 佑、伊丹 弘美、高木 舜典 | ||
形状設計を支援する生成系CADの研究 ― 自然言語による、人間の感性を反映した形状生成方法の提案 ― | |||
○並木 洋輔、曽根 順治 | |||
15:00-16:40 | D-1 Design方法論 | D-2 Design方法 | |
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●座長:小野 健太(デザイン学会) ●ディスカッサント:関 博紀(建築学会) |
●座長:野間口 大(機械学会) ●ディスカッサント:永盛 祐介(デザイン学会) | ||
言語情報処理による工学系・デザイン系の学生および生成系AIの発想の特徴解析 | オンラインメディアにおける身体表象様式の伝播に関する研究 - ファッションショーの配信映像のシーン構成とSNS上のファッションコーディネート画像の投稿構成の比較より - | ||
○村上 存、川島 青嶺、毛受 真史 | ○伊藤 雄飛、柳井 良文、本江 正茂 | ||
ラファエル・モネオの1966年-2021年の建築思想と建築作品にみる 【タイポロジー】に関する研究 | ユーザ自身による栄養のコントロールを可能とする献立推奨システムの開発 | ||
○増岡 亮、末包 伸吾、後藤 沙羅 | ○瀧口 晶、大泉 和也 | ||
現代建築作品における「記憶」の概念の主題とその表象に関する研究 ─1968年以降の博物館・記念館・資料館の事例分析を通して─ | シナリオ分析を用いた車載用電池循環ビジネス設計支援 | ||
○末包 伸吾、増岡 亮、後藤 沙羅 | ○孫 榕、木下 裕介、梅田 靖 | ||
まちづくりの主体が持つクリエイティブ・コンフィデンスの形成プロセス ヨコハマ市民まち普請事業を対象としたインタビュー調査とM-GTAを用いた発話分析を通して | ユーザニーズと設計仕様の関係性の可視化手法 ―SNS の UI 設計への適用 | ||
○小村 遥香、酒谷 粋将 | ○大久保 璃子、井上 全人 | ||
自動運航船および実装メカニズムの多層的モデルベース設計手法の提案 | レンジデータの重ね合わせによるバスレリーフ形状生成 | ||
○中島 拓也、村山 英晶、青山 和浩 | ○木村 拓海、長井 超慧 | ||
17:00-18:00 | 基調講演 渡邉 竜一「社会とつながるかたちの定義」 @建築会館ホール |
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18:30-20:30 | 懇親会 |
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10月9日(月・祝)
第1室(301+302) | 第2室(308) |
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8:30- | 受付 @建築会館ホール前 |
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9:00-10:40 | E-1 Design方法論 | E-2 Design知識 | |
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●座長:木見田 康治(精密工学会) ●ディスカッサント:本江 正茂(建築学会) |
●座長:河合 由起子(人工知能学会) ●ディスカッサント:近藤 伸亮(精密工学会) | ||
ジョン・ポーソンの建築思想における【ミニマリズム】に関する研究 ―言説およびイメージコレクションに着目して― | カウンセリング空間として適切な環境条件 ー好ましい照度と光色について | ||
○後藤 沙羅、末包 伸吾、増岡 亮 | ○土田 義郎 | ||
循環型社会のための製品を横断した構造共通化デザインの提案 | 道路ネットワークデータを用いた公的施設の可視化デザイン | ||
○小山田 圭吾 | ○張 付新、川合 康央 | ||
操作主体感のデザインのための自由エネルギーモデル:遅延を伴う操作系を用いた検証 | 国際デザイン賞受賞による企業価値変化 | ||
○谷山 建作、澁江 秀明、柳澤 秀吉 | ○鈴木 公明 | ||
社会の中のゲームデザイン ーゲーム開発者教育の視点から | コーヒー抽出技術にみる調整過程 −ハンドドリップコーヒー31商品を対象とした商品分析とバリスタへのインタビューを通じた考察− | ||
○山根 信二 | ○佐野 翔哉、伊藤 拓海、高杉 優作、山本 右晃、関 博紀 | ||
身の回りのプロダクトのUSEをPLAYにする方法の研究と,その価値の提案 ―"USE"と"PLAY"の正体 | 西澤文隆の庭園研究における建築の視点に関する研究 ー桂離宮意匠論の比較を通して | ||
○横内 丞以 | ○田中 栄治 | ||
10:50-12:30 | F-1 Design方法 | F-2 Design実践 | |
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●座長:荒牧 英治(人工知能学会) ●ディスカッサント:正木 哲(建築学会) |
●座長:若宮 翔子(人工知能学会) ●ディスカッサント:木村 篤信(デザイン学会) | ||
モーションキャプチャによる動作解析に基づくユニバーサルデザイン手法の提案 | 歩行空間に自然要素を眺望する仰観景が取り込まれる可能性 -長崎市「まちぶらプロジェクト」まちなか軸を対象として- | ||
○清水澤 義和、松田 珠里、山内 智幸、井上 全人 | ○毛利 洋子、岡松 道雄 | ||
プロ野球の多視点ライブ配信における映像選択行為に関する研究 | 郊外住宅団地の再生に向けた外部空間整備活動の実態と課題 -神戸市北区有野台団地を事例として- | ||
○本江 正茂、柳井 良文、門脇 俊亮 | ○栗山 尚子 | ||
MASを用いた偶発的な視覚的関係の発生を促す建築空間の分析 | Generative Designを活用した軽量化ロボットアームの開発 | ||
○飯濱 由樹、酒谷 粋将 | ○真所 最、後藤 浩二 | ||
ジョブ理論に基づくサービス利用文脈の構造化手法 | 自閉スペクトラム症児童を対象とした、遊びから演奏へと促す楽器デザイン | ||
○岡村 千咲、辻 彩英子、王 瀚飛、原 法義、筒井 優介、下村 芳樹 | ○中西 宣人、武藤 紗貴子、武藤 崇史、西山 佳余 | ||
中高一貫校建築作品における空間類型の抽出:「学校建築の大規模化・中層化」に対応する設計手法に関する研究 | 貫構法によるサスティナブルな仮設構造物の提案及び性能の検証 ー八ヶ岳山麓における木遣り台の循環利用 | ||
○中江 哲、末包 伸吾、増岡 亮、後藤 沙羅 | ○樋口 貴彦、大和田 卓、齋藤 遼、村上 翔 | ||
12:30-13:50 | 昼休み |
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13:50-15:10 | G-1 Design実践 | G-2 Design知識 | |
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●座長:青山 和浩(機械学会) ●ディスカッサント:山田 哲弥(建築学会) |
●座長:山田 周歩(機械学会) ●ディスカッサント:樋口 貴彦(建築学会) | ||
スマートオフィスの要求分析と着座姿勢センシングシステムのデザイン | オールジェンダートイレの平面計画と評価に関する研究 −男女トイレとの一体型・分離型図面を用いたアンケートから− | ||
○諸橋 利奈、江藤 翔太、内田 隼人、湯 俊傑、加藤 健郎、西村 秀和、鳥谷 真佐子 | ○太幡 英亮、山下 美桜 | ||
思い出の家具を新しい生活につなぐためのデジファブ・リメイクプロジェクト ー環境移行後のリロケーションダメージ軽減支援としての実践ー | リビングラボプラットフォームの実践知共有フレームワーク:リビングラボ曼荼羅 | ||
○山田 くるみ、正木 哲、平田 裕次、林 瑞恵、西川 嘉樹、中莖 優子、原口 悠 | ○木村 篤信、新井田 統、長島 洋介、白井 洸祐、赤嶺 侑里香 | ||
鉄道高架下空間の開発・運営手法に関する研究 ―京阪神地区の連続立体交差事業による高架下空間を対象としてー | CADモデルを援用したエンジニアリングプロセス保存手法の提案 | ||
○吉永 悠真、栗山 尚子 | ○近藤 伸亮、成宮 大翔、馬 国勝、梅田 靖、西尾 匡弘、槇野 浩司 | ||
空き施設を地域交流拠点として利活用するためプロセス・デザイン ーデジタルファブリケーション技術を活用した実践報告ー | ⼤規模⾔語モデル(LLM)を⽤いたDfX 学習⽀援の基礎的検討 | ||
○緒方 千華、正木 哲 | ○川村 泰世、原 辰徳、太田 順 | ||
15:20-17:20 | パネルディスカッション 「情報と都市」 @建築会館ホール |
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基調講演
「社会とつながるかたちの定義」
構造合理のかたち、施工方法・製作方法からのかたち、利用形態・運営からのかたち、環境から導かれるかたち、交換や調達からのかたち、経済性からのかたち、メンテナンスからのかたちなど様々なかたちの定義の要因が存在する。設計者はそれらを統合したかたちを考案する。建設において、設計されたものは他者によって製作・施工されなければならない。施工したかたちを実現するためには、再現性を担保する必要がある。15 世紀レオン・バッティスタ・アルベルティから始まる表記法による建設は、デザインを同一的に物質化することを目指したデザインプロセスの始まりである。そしてそれは現在においても一般的に行われる設計図面によって意図を他者に伝達するプロセスである。しかしこのプロセスにおいて設計者と施工者は完全に分断され、設計図は完全な状態を要求され、施工時の変更が許容されることは稀になる。このことによって設計はリスク回避と大量生産による経済性から標準化が進んだ。近代によって生まれた分断をつなぐ方法はあるのか。テクノロジーと職人の手仕事が混ざり合い、設計と施工が融合した工芸的ディテールや生産プロセスの再編。モノではなく議論のかたちの定義=総意の構築を行うことによる市民とのデザインプロセスの共有. かたちをどのように定義し、社会と接続させてきたのか。そのデザインプロセスを紹介する。
- 日時
2023年10月8日(日)17:00 - 18:00
- 基調講演発表者(敬称略)
渡邉 竜一
WATANABE Ryuichi
経歴
1976 山梨県生まれ
1999 東北大学工学部建築学科 卒業
2001 東北大学大学院工学研究科 都市建築学専攻 修士課程修了
職歴1999 東北大学工学部建築学科 卒業
2001 東北大学大学院工学研究科 都市建築学専攻 修士課程修了
2001-2008 土木デザイン事務所(東京)勤務
2008 フリーランス
2009 Ney & Partners(ベルギー)
2012 株式会社ネイ& パートナーズジャパン設立
役職2008 フリーランス
2009 Ney & Partners(ベルギー)
2012 株式会社ネイ& パートナーズジャパン設立
2012- 株式会社ネイ& パートナーズジャパン 代表取締役
2018- 法政大学専任講師
秋田公立美術大学非常勤講師
2022- 東北大学非常勤講師
2018- 法政大学専任講師
秋田公立美術大学非常勤講師
2022- 東北大学非常勤講師
パネルディスカッション
「情報と都市」
100ninmapやurban computingなど情報と都市デザインの間に位置付けられる研究はこれまでも多かった。しかし、研究発表レベルにとどまるものが多く、実際のアウトプットはまだまだ少ない。その一方で、コロナ禍における人流の把握などの要請もあり、地理情報言語処理などの基盤となる技術も急速に発達しつつある。本企画では、街歩きと都市の様相、アーバンサイエンス、空間情報解析、不動産テック、ナビゲーション、自然言語処理など、情報と都市デザインについて様々なアプローチで実践的に取り組まれている先生方を招き、それぞれの観点での取り組みや課題についてディスカッションする。
- 日時
2023年10月9日(月)15:20 - 17:20
- スケジュール(敬称略)
はじめに(5分):若宮 翔子 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学領域)
話題提供(20分):北 雄介 (長岡造形大学)
招待講演(20分):吉村 有司 (東京大学 先端科学技術研究センター)
ショートトークと全体ディスカッション(45分)
- パネリスト(敬称略)
柴崎 亮介 (東京大学 情報学環)
吉村 有司 (東京大学 先端科学技術研究センター)
北 雄介 (長岡造形大学)
清田 陽司 (株式会社LIFULL)
河合 由起子 (京都産業大学・大阪大学 サイバーメディアセンター)
荒牧 英治 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学領域)
司会:若宮翔子 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学領域)